おいしいペーパードリップの淹れ方
用意するもの
・コーヒー粉 15g
・熱湯 90℃程度 240g(240ml)+ペーパーフィルター湯通し用
※お湯は豆の15~16倍 沸騰したお湯をサーバーに移すと10℃くらい下がります。温度計が無くても、そのまま注がず一度、サーバーに移してから注げばOK
・ドリップメーター(はかりとタイマーがセットになったドリップ用のはかり)またはキッチンスケールと時間を測るタイマーかスマホ
①ペーパーフィルターの湯通し
ペーパーフィルターをドリッパーにセットして、全体をお湯で湿らせて紙の臭いを取る。気にならなければやらなくてもOK。湯通ししたお湯は捨ててください。
②コーヒー粉をセット
フィルターにコーヒー粉を入れて、ドリッパーを揺らして平らにする。
③お湯を注いで蒸らす
コーヒー粉全体を濡らすように45gお湯を注いで30秒待つ
あるいはかき混ぜられるぐらいのお湯を注いで、ドリッパーをゆらゆら揺らす
まずコーヒーをふっくらふくらませます。ここ重要Point!
④30秒ごとにお湯を注ぐ
3回から5回に分けて注ぎます。粉が膨らんだ位置を保ちながら注ぐのがコツ。お湯が落ちきるまでに2分から2分30秒くらいの挽目が丁度いいです。
※1カ所に注がないで小さく円を描いて注いでいきます。1カ所に集中してしまうとコーヒーがうまく抽出できません。注ぎ終わったあと中央が陥没せず水平になるように。
※粉とお湯の量、抽出時間を一定にしておくと、違うコーヒーを淹れたとき、お湯の温度や挽目、抽出時間を調整することで好みの味にすることができますよ。
- できあがり
焙煎度。お湯の温度、挽目、抽出時間と味(酸味と苦み)の関係をまとめました。図を参考にお好みの味に調整してくださいね。 例えば、ちょっと酸味が強いなと感じたらお湯の温度を高めにしたり、豆を粗めに挽いたりしてみてください。逆にスペシャルティコーヒーの特徴である酸味は、お湯の温度が低いほうが感じやすいので少し低めのお湯が向いています。